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さよなら原発@東村山 + こどものごはん委員会

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「合法的な組織犯罪」    清重伸之

「合法的な組織犯罪」    清重伸之

秋田県横手市に住む友人からメールが届いた。彼の知人に4才の子どもがいて、
鼻血が止まらないという。私は放射能被害を疑い、その方面に理解ある医師の情
報を求めて、2つのメーリングリストと、約60人の友人たちとにメールを出した。

広島県の友人から応答あり。「震災避難者を受け入れる市民運動をしています。
お子様をつれて、すぐおいでください。」ほかに6人から応答があり、そのうち
3人は小児科医で、子どもの鼻血の一般的な原因と手当を丁寧に説明してくれて
いた。今の時代に子どもの鼻血というと放射能被害かと私はすぐに思い込んでし
まうが、小児科医の方々の助言を戴いて、冷静に考える知識を得ることができ
た。鼻血だけなら放射能の影響ではない。放射能の影響なら、他からも出血した
り、出血斑が出たりするそうである。

311以後、多くの病院で「放射能の健康被害はあり得ない」という対応をするこ
とになっていると聞いた。放射能の不安を言えない社会がつくられてきている。

ナチスドイツのことを思い出す。ヒトラーはクーデタのような暴力を伴う方法で
権力の座につき、あの悍ましい独裁政治をしたのかと、私は思っていたが、実際
には、議会制度に従い合法的に政権についたのだった。それまでの国や地方の行
政組織が混乱なくナチスの政策を実行する。公務員はユダヤ人殺戮にかんする業
務を、職務に忠実な人ほど勤勉にこなすことになった。日常生活はそれまでと変
わらず、夕方になれば、愛情に満ちた家庭に帰り、豊かな文化生活を享受して。

戦後ドイツは過ちを反省し、平和政策を徹底した。それが国民の政治意識を高め
た。福島原発震災を契機に、ドイツ人が政府と議会を動かして、脱原発へ方向転
換することが出来たのは、そんな前提があったからではないだろうか。

日本は戦争を反省せず、アジアの人々への責任を取らないので、原発産業をここ
まで野放しにしてきてしまった。福島震災に至った今も、医者たちの意識は大日
本帝国時代と変わらず、被災者を見捨てて国家の意のままである。侵略戦争で、
毒ガスや細菌兵器の人体実験をした、医学犯罪の責任者らが、罪を免れて戦後の
医療・製薬業界を率い、現在に至っている。



Youtubeで、アメリカ先住民運動の指導者ラッセル・ミーンズ氏を見た。2011年8
月、喉と肺の癌で、余命数か月と告げられ、やせ細っている。ところが、同年10
月末のYoutubeで彼は、癌が治ってきたことを、歓びにあふれて告げている。か
すれていた声が、以前のように回復し、食物を嚥下することができるようになっ
た。レントゲン写真では、胸を覆っていた影が小さくなってきた。メキシコやカ
ナダから、先住民の同胞たちが彼を訪ね、伝統的な医療をして祈祷の儀式をして
くれたおかげだ。1939年生まれ。この秋には73歳になる。

ミーンズ氏は米国の医療を批判する。癌の放射線治療は、医者が金儲けをするた
めの方法だ。医者たちは患者の生死に関心がない。正しい治療は手間暇がかかる
ので、やらない。東洋医学(非西洋医学)を行う病院は全米で3ヵ所しかなく、
それ以外は、関連技術や設備の輸入を禁じている。

彼が生き延びたことを知って、私は嬉しくて泣いた。いつまでも長生きしてほし
い。


ミニコミ「ピナット・ニュース」から転載
 

春の花

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